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ホーム > 我が国と世界の食文化 > 現在の食文化 3.我が国の食文化
我が国と世界の食文化
●我が国と世界の食文化は、どのように育まれてきたのでしょうか。
●現在の食文化
 
現在の食文化
3.我が国の食文化

(1)我が国の食材の歴史

  我が国の食材の歴史は、野原での狩猟や海辺での貝の採取を経て、弥生時代の稲作によるお米から始まると考えられます。
その後も長く、米を補完するいろいろな雑穀の栽培が長く続いており、副食として、野菜や山菜、魚介類が中心となっていました。
かつては、肉類は野鳥やいのしし、しかなどでしたが、明治時代になって、本格的に牛肉などの料理が始まったのです。
  第2次世界大戦時には、食料が極端に不足しましたが、戦後、畜産物の需要が増え、昭和55年頃に、栄養バランスのとれたいわゆる日本型食生活が出来上がりました。

(2)我が国の食文化とは

  我が国の食文化としては、国全体の正月や諸節句の時にお祝いする食事としての食文化と、各地で採れる食材を使って長い間に培われた地方での独特の食事としての食文化とがあります。

  1. 正月や諸節句などのいわゆるハレの日での食事は、地域によって様々な特色を有しながら、今なお引き継がれてきているものがあります。また、それらには、稲作での農耕作業に対応したものが多く含まれています。
       正月のお祝いをはじめ、ひな祭りや端午の節句も、かつては農耕につながる行事だったようです。これらのお祭りの際には、そのときにふさわしい食べ物が作られ、家族や親せきなどと一緒に食べてお祝いをしています。
    また、その村を象徴するものとして、秋祭りなどの鎮守様や神社でのお祭りなども残っています。
  2. 次に、食文化として、日常食として受け継がれてきたケの食事があります。
    これらの食べ物は、その地での生産物からいかに合理的に栄養をとっていくかを考慮しながら作られ伝わってきたものです。
      マニュアルの食生活指針の「その8」に記載されている「日常的に食べられている伝統食」を見てみると、その地域で採れる野菜などをふんだんに入れた汁物や煮物、糠味噌漬けなどの漬物、大根などを干した乾物などが挙げられます。

これらは、いずれも保存が効くとか、栄養成分がバランス良く豊富に入っているなど、地域の人々が昔ながらに地域の農水産物などを賢く使って作った物といえるでしょう。

  これらの伝統食は、ハレの食事にしてケの食事にしても残念ながら、その料理を作ることができる人が減ってきています。今後、いかにこうした食文化を残していくかが課題となっています。我が国に残っているこのような伝統食を家庭や学校給食などで活かして次代に引き継いでいきたいものです。

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