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食育とは何ですか?
 
 
食の安心・安全

1) 農産物・食品の加工・流通・小売りを学ぶ

また、日本の農家や外国で出来た農産物が、市場や港などの流通の拠点を通るところを見学したり、食品の加工工場やスーパーなどの小売店で実際に勉強することも、食品を理解するうえで大事なことです。
→詳細
 「食料品の生産から流通・消費まで」

2) 地域の食文化や農産物を学ぶ

かつては、その地で生産された農産物をそこでいろいろな食べ物にして伝統的な食文化をはぐくんできました。世界中のどこでもその地で出来る農産物で土地土地の食文化を生まれています。例えば、イタリアのデュアル小麦を原料とするパスタ類、メキシコのトウモロコシで作るトルティーア。日本では、大豆から、みそ、しょうゆ、豆腐、納豆などいくつもの加工産品が生まれ、みそ汁一つをとっても、土地土地の食文化を反映した様々なみそ汁がその地域に根付いています。また、その土地で出来たものを食べることが身体に最も良い(身土不二)といわれています。食文化の一部でもある伝統食を作ってみたり、地元で採れたものを地元で消費する「地産地消」に取り組むことが望まれます。

3) わが国や世界の食料事情を学ぶ

最後に、自分のことだけでなく、わが国や世界の食料事情についても勉強して理解しましょう。
わが国では、世界中から安い食品の輸入を増加させてきて、いろいろな食品の供給が輸入品に依存しているものも多くなり、何かの事情で輸入できなくなったりすると、大きな社会問題になることが多く見られるようになりました。
狭いわが国の農地事情などから、増えていく食料の需要に、安い輸入品で供給することが増えてきたのですが、どの先進国でも、主要な食料は国内でまかなう努力をしてきています。農産物は科学がこのように発達しても、自然に左右され、大きく収量が変化することは避けることが出来ません。また、現在も世界中で数多くの人々が食料不足にあえいでいる事実があります。
わが国が、将来にわたって食料の安定供給を確保していくためには、40パーセントという食料自給率(カロリーベース)を少しでも高めていくことを応援するとともに、私たちも努力して食べ残しなどでも捨てられてしまっている食料をもっと大事にしていきたいものです。
→詳細 「食料の普及と自給率」
以上のように「食育」は、食のあらゆる分野を網羅しているものです。これから食育の活動に取り組んでみたり、自ら実践していく場合は、すべてを一度に行うことは難しいので、年代にあわせ、必要なことから始めていけばよいのではないでしょうか。最も大事なのは、食料や食生活を大事にしていこうという「心」です。そのような心を身に付けていくことが「食育」だと考えています。
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