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食生活指針について
●食生活指針の具体的な内容
 
策定経緯
食生活指針の推進について
平成12年3月24日
閣  議  決  定  

 最近の我が国における食生活は、健康・栄養についての適正な情報の不足、食習慣の乱れ、食料の海外依存、食べ残しや食品の廃棄の増加等により、栄養バランスの偏り、生活習慣病の増加、食料自給率の低下、食料資源の浪費等の問題が生じている。
 このような事態に対処して、国民の健康の増進、生活の質の向上及び食料の安定供給の確保を図るため、別添の食生活指針について、国民各層の理解と実践を促進することとし、政府としては、特に、下記の事項について重点的な推進を図るものとする。


1 食生活指針等の普及・定着に向けた各分野における取組の推進
(1)食生活指針分野における推進
 生活習慣病の増加や食生活の多様化が進む現状を踏まえ、健康づくりや生活の質の向上のために、国民一人一人が食生活の改善に取組を総合的に推進する。

ア 適正な栄養・食生活に関する知識の普及
イ 健康で主体的な食習慣の形成を目指した働きかけ
ウ 地域や、各ライフステージの特徴に応じた栄養教育の展開
エ 栄養成分表示の普及をはじめとした食環境の整備
(2)教育分野における推進
 国民一人一人とりわけ成長過程にある子どもたちが食生活の正しい理解と望ましい習慣を身につけられるよう、教員、学校栄養職員等を中心に家庭とも連携し、学校の教育活動を通じて発達段階に応じた食生活に関する指導を推進する。
(3)食品産業分野における推進
 国民生活の変化等を背景とした食の外部化が進展しており、食品産業が国民の食生活にら果たす役割が増大していることから、消費者の適切な選択に資するため、食品産業関係者を中心とする次の取組を総合的に推進する。

ア 地域の産物、旬の素材を利用した料理や食品の提供
イ 減塩、低脂肪の料理や食品の提供
ウ 容器等を工夫して量の選択ができるような料理や食品の提供
エ エネルギー、栄養素等の情報の提供
オ 様々な人達が楽しく安心して交流できる場づくりや体験・見学等の機会の提供の推進

(4) 農林漁業分野における推進
 消費者や実需者のニーズに即した食料供給を一層推進するとともに、消費者の食及び農林漁業に対する理解を深めるため、農林漁業の体験や見学等の場の提供に関して農林漁業関係者を中心とする取組を総合的に推進する。

2 食生活指針等の普及・定着に向けての国民的運動の展開
 食生活指針等の普及・定着及び消費者の食生活改善への取組を促すため、民間団体等の自主的な活動とも連携して、国民的な運動を展開する。

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