●鰤−私の子供はだあれ
「寒ぶり」といって、冬の荒波でとれた天然ぶりは、産卵にそなえ脂がのりきってすこぶる美味。
ブリは出世魚といわれ、関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリなどと名前を変えます。養殖もさかんで、1kg位で出荷され、ハマチと呼ばれることが多いです。たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミン類がたっぷりで、栄養価の高い魚。この脂質は、EPA・DHAの宝庫で、血中コレステロールを下げる・脳細胞を活性化する・血栓の発生を抑えるなどの効果があります。
ただし、これは、新鮮な魚に限ってのこと。鮮度がおちるとEPAやDHAは酸化し、過酸化脂質として動脈硬化を促す有害物質になってしまうのです。でも、ブリには酸化を防ぐ効果のあるビタミンEを含んでいるので少し安心。
調理法は、脂肪を外に逃がさないように。刺身や寿司だね・照り焼き・煮物などがおすすめです。あら・かま・血合いも鉄分やビタミン類を多く含むので、ブリ大根・カマの塩焼きなどにして食べたい部分です。ただし、からだに良いからといって、毎日大量に食べ過ぎると、脂肪分が多いのでエネルギーが高くなるのも事実。ご注意くださいね。