●朝食を大切に
私たちの食生活は、一般に夕食が中心のようです。人間の体は、朝、太陽が昇るとともに活動を開始し、太陽が沈むと休養するようにできていますから、 日中の活動に必要なエネルギーをとるためにも、朝食はおろそかにはできません。
体に備わっている日周リズムによって、昼の活動期には体温が上がり、消化液やホルモンなどが盛んに分泌され、活動に必要なエネルギー代謝活動が活発になります。逆に、夜になると体温が下がり、体は休養モードになります。
朝食を食べることで体温が上がり、活動のためのウオーミングアップ効果が生まれるように、生体リズムへの影響を与える刺激の一つが食事です。
食事が規則的に摂れるようになれば、生体リズムも規則的になってきます。
朝食をとらないということは、前日の夕食から翌日の昼食まで、15〜16時間もたべものが胃に入らないことになります。
これは胃や腸のためにもよくありません。また、午前中の勤務や学校の授業の能率が上がらないとか、おなかがすいているためにイライラ感が起き、他人に不愉快な思いをさせてしまうなどの弊害が考えられます。
朝食は「今日もしっかりやろう!」という、1日の生活のスタートであり、昼までの活動の源となるものです。
人間の体は一定のリズムで活動することが望ましく、また、1日3食とらないと、決まった時刻に食事をして、栄養のバランスをとる規則正しい生活から、しだいに遠ざかることにもなります。ですから、軽食でも栄養的にバランスのとれた食事をするようにしましょう。