●「おふくろの味」って何でしょう?
かつて「おふくろ」は、家族の大黒柱でした。「おふくろ」がいると家族が和やかになり
食事も楽しくいただくことができたものです。
食生活の上では、おふくろ(母親)は食事時刻を守るタイムキーパーの役割、海の幸、山の幸などいろいろな食品をバランスよく揃えるコーディネーターの役割、さらに家族の健康状態を観察する保険医の役割などを担っていました。「おふくろの味」は、単に料理の形式や分類を指すだけではなく、家族の健康を考えた食習慣全体を指すものと理解されていたのです。
現在は母親の手作り料理が手薄になり、「おふくろの味」というものを持たない人が多くいるようです。
私たちの手近には、長年にわたって日本人の健康を支えてきたさまざまな食材があります。野菜なら人参、大根、ほうれん草、れんこん、ごぼう、たまねぎ、じゃがいも、かぼちゃ。海産物ならいわし、さんま、たら、あさり、海草など。また、大豆およびその製品、乾物類のひじき、切り干大根、凍り豆腐などもあげられます。
これらの食材を使った手作りのお惣菜を、我が家のおいしい「おふくろの味」として、ふだんのメニューにどんどん登場させていくことが大切です。