●塩分セーブで健康寿命を伸ばそう
身の回りのことを自分自身でできる期間を「健康寿命」といいます。平均寿命と健康寿命との差は男女ともに約7歳とされていますが、これは、平均的な日本人が約7年間は健康を害し、寝たきりや介護を必要とする状態におかれることを意味します。
いつまでも健康的で充実した人生をおくるための大きなポイントに、塩分があります。
日本人の塩分摂取量が多いことは、よく知られていますが、生活習慣病を発症している方の多くは、一般に塩分を多く摂りすぎる傾向があります。日本人に多い高血圧症は、動脈硬化や高脂血症の発症や進行を促進する原因ともいわれており、これらのことが痴呆や寝たきりの高齢者を増やすことの一因となっています。
1日の塩分摂取量は10g未満が望ましいとされています。平成13年に実施された国民栄養調査の結果では平均11.5gと、毎年数値は下がってきていますが、健康への影響を配慮し、もう少し減塩に注意していきたいところです。
いままで味付けが濃いものを食べていた人に対し、いきなり塩分の少ない料理を出すと“減塩=まずい”というイメージを与えてしまい、継続することが難しくなってしまいます。
徐々に薄味に慣らしながら、気長に挑戦するようにしましょう。