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知っておきたい食品や栄養の基礎知識
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栄養素等の働きと役割
6.食物繊維
 食物繊維は栄養素ではないが体内いろいろな働きをするため、第6の栄養素といわれています。食物繊維とは、_人の消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体_と定義されています。また、食物繊維はブドウ糖が結合した糖質の一種で、β-ブドウ糖で構成されています。
 食物繊維は食べ物のカスで、ダイエタリー・ファイバーとも呼ばれ、人の消化酵素では分解されず、便とともに排泄され、エネルギー源としては役に立たないのです。しかし食物繊維は健康維持に重要な役割があり、脂肪性食品の多い現代人の食生活には、欠くことができない重要な栄養素なのです。
■食物繊維の種類
 不溶性食物繊維 IDF (water−insoluble dietary fiber)
野菜やキノコに多く含まれ、腸の働きを活発にして、有害物質を外に追い出す働きが強いものです。(セルロース・ヘミセルロース・不溶性ペクチン・リグニン・イヌリン・キチンなど)
 水溶性食物繊維 SDF(water−soluble dietary fiber)
果物や海藻に多く含まれ、糖の代謝やコレステロール濃度を正常にする働きが強いものです。(ペクチン・マンナン・アルギン酸など)
■食物繊維の働き
 そしゃく回数が増え、満腹感がもたらされるため、過食予防=ダイエット効果。
水分を含むと膨らんで腸内容物の体積を増加させ、腸内粘膜を刺激し便通を促進。便秘予防。同時に便がやわらかくなり、痔の予防。
大腸内の腸内細菌(食物繊維を餌としている)増殖、大腸ガンの予防。食品添加物の害を軽減。血中コレステロール値のコントロール。動脈硬化・心臓病・循環器系疾患の予防・改善。ブドウ糖の吸収速度緩和。糖尿病の予防・改善。腸肝循環する胆汁酸を減少させる。
※ビタミン・鉄・カルシウムを吸着する性質もあるため、摂り過ぎると栄養素も一緒に排出してしまいます。
■食物繊維が多く含まれている食品
 根菜類(にんじん、れんこん、ごぼう、切干大根、いもなど)・豆類(いんげん豆、小豆、大豆など)・納豆・おから・きな粉・キノコ類(干し椎茸、きくらげなど)・海藻類(こんぶ、わかめ、寒天、ひじきなど)・干し柿
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