生乳の生産―牧場
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乳牛の生乳を生産する時期
乳牛は、人と同じように、子牛を産むと生乳が出てきます。
1年のサイクルは、子牛が生まれてから305日間生乳が出ます。その間に次の子牛を妊娠して、丁度1年後にまた子牛が生まれるようにすれば、毎年同じサイクルで生乳が生産できます。次の子牛が生まれるまでの間の60日は、乾乳期といって、次の生乳生産に備えて、乳牛が体調を整える時期です。
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搾乳―生乳をしぼります
乳牛は毎日20キログラム位(乳牛によりかなり差があります)の生乳を生産しますので、朝晩2回、必ず搾ってあげなければなりません。酪農家の仕事は一日も休めないのです。
最近は、乳牛を沢山飼育している牧場では、牛をつながずに放し飼いして飼育するフリーストールという放し飼い牛舎で牛が寝起きし、生乳を搾るときは、ミルキングパーラーという搾乳場に牛が入ってきて、そこで生乳を搾るところが多くなってきました。
ミルキングパーラーに牛が入ってきますと、乳牛の4つの乳房に管のついている乳首―乳頭カップを付けると、カップの中の真空圧の調整により、自動的に搾乳され、バルククーラーという大きな冷却タンクに運ばれ、冷却貯蔵されます。
なお、搾乳が終わるとその牛はミルキングパーラーから出て行き、順番を待っていた次の牛が入ってきます。
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生乳の出荷
バルククーラーに冷却して貯蔵された生乳は、毎日一定の時間に、酪農組合などのタンクローリーが来て、集乳して行きます。
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市乳(販売する生乳)の製造と販売
タンクローリーで集められた生乳は、市乳を作る工場に運ばれます。
そこで、いろいろな検査をしたりして、さらに加熱・殺菌をして冷却し、容器に充填してスーパーマーケットなどに配送され、販売されるのです。
なお、北海道などでは、生産された生乳の一部は、バターやチーズなどに加工するため、その製造工場に運ばれていきます。